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メディカルファスティング

Medical fasting

メディカルファスティングの作用イメージ 効果 管理断食 医療断食 断食療法medical-fasting-function-image_Yoriko-Clinic

直訳すると「医療断食」。医師の指導の下で無理のない適度な断食を行うことです。
ダイエット効果のほか、疲労やストレスを軽減し、自己治癒力や免疫力が高まり、また記憶力や発想力も高まるので仕事の効率アップや認知症予防にも効果が見込めます。
日常生活で乱れた体内環境がリセットされて体が本来持っていた力が戻る、心も身体も整える治療法です。
近年、ファスティングがビジネスパーソンに注目されている理由にはこういった知的生産性の向上面もあります。
  • 美容への効果

    美容への効果

    毒素を体外に排出し、健康を促すホルモンなども増えることで、肌荒れや体型の改善効果が期待できます。また血流が改善し基礎代謝がアップするため、肌のターンオーバーが促進され、美肌につながる効果をもたらしてくれるでしょう。
    また、多くの場合、太りにくい体質に改善されます。
    細胞の若返りによる体内と皮膚の抗加齢(アンチエイジング)は自信につながり、精神面にもよい効果が得られ、美容効果を高めます。
  • icon_denkyuu_hirameki アイコン ひらめき 電球

    発想力・記憶力のアップ
    知的生産性の向上

    近年、ファスティングはビジネスパーソンにも注目されています。
    ストレスや疲労への効果だけでなく、集中力や直観力が高まり五感や脳がクリアになることで、新しいアイデアが浮かんだり、これまで気づかなかったことへの気づきが期待されるためです。
    ポジティブな思考や、記憶力、体調の改善、外見の変化も、積極的な活動や成功体験を助けます。

  • メディカルファスティングの効果のイメージ よりこクリニックmedical-fasting_Yoriko-clinic
  • 健康への効果

    健康への効果

    体内に蓄積した毒素を排出し、臓器を休養させることで臓器機能が改善し、本来の力を取り戻すことで健康的な身体に導きます。
    免疫細胞が多い小腸を休ませることで免疫力がアップし、一方でがん細胞の弱体化なども期待できます。
    また、細胞の若返りや効果的なホルモンの分泌がされ、抗加齢(アンチエイジング)や認知症予防につながります。
    生活習慣病(がん・糖尿病・心疾患・高血圧性疾患・脳血管疾患など)の予防に効果が期待できます。
  • icon_heart-mind-brain アイコン 思考 メンタル 心

    ココロの健康への効果

    体がもつ本来の力が戻ったり、幸せホルモンや空腹の刺激で増えるホルモンの作用などにより、自律神経や気分や睡眠が整い、精神も安定します。そのため、うつ症状の改善に用いられることもあります。
    ストレスやゆううつな気分、疲れが軽減して頭や身体にすっきりとしたクリアな解放感を感じられることが多く、以前よりポジティブな考えや生き方になる助けとなります。
  • デトックス

    デトックス

    ファスティングにより消化器官を休ませると、これまで消化に使われていたエネルギーが代謝や排出に使われるようになり、体内に溜まった毒素や老廃物が排出されます。デトックスに更に興味がお有りの方は、ぜひ点滴療法のページもご覧ください。

    ファスティングの効果のイメージ よりこクリニック medical-fasting_function-effect_image2_Yoriko-Clinic医師が考えるファスティング(断食)の効果
    をさらに詳しく。
    当院では16時間断食を基本に、目的やコンディションに合わせたプランをご提案しています。
    期間・方法にもよりますが、主に以下のような効果(*)が期待できます。
    (*)効果や効果の感じ方には個人差があり、期間や方法によっても異なってきます

  • 1.
    代謝酵素の生産が増え、新陳代謝を高めデトックスを促進
    体内で生産される酵素は消化酵素と代謝酵素。生産される絶対量は一定で使用割合だけが変化する。
    消化管を休めることで、摂取した食物を消化する消化酵素の必要量を一時的に減少させ、新陳代謝やデトックスを促進する代謝酵素の生産を増やすことができる。
  • 2.
    細胞の若返り 抗加齢(アンチエイジング)効果、認知症予防
    体内のオートファジー機能が働き始め、体内外細胞(皮膚や内臓、血液、筋肉、骨)の若返りが起こる
    オートファジーとは、外からの栄養補給がなくなると細胞の中の古いタンパク質や不要なものを一度壊して栄養素を補い、細胞を新しいものに変えてくれる作用。細胞が新しくなることでアンチエイジング効果や認知症予防にもなる。
    また、空腹で分泌される近年発見されたグレリンというホルモンは、食欲ホルモンである一方、脳の視床下部や海馬に作用して記憶、報酬、気分、睡眠などにも関わる。記憶力や学習力を高め、認知症予防につながる。
  • 3.
    体重を減らす
    36時間から48時間以上糖質を摂取しないことで体内に蓄積された脂肪をカロリー源とすることができ、体重が減る、いわゆるダイエットができる
  • 4.
    免疫力アップ、がん細胞などの弱体化
    糖質をカロリー源としない時間があることで体内の糖質を栄養源としているがん細胞などが弱体化する
    また、免疫を高めるのに大事な白血球は、病原菌やウイルスなど有害物質をエサにするが、体内の栄養素が飽和しているとその機能が効率的に作用しない。断食により、働きを阻害する栄養素がなくなるため、白血球が正常に働き免疫力が向上する
  • 5.
    血流・代謝のリセット
    血流が改善し、基礎代謝を高める
    食べすぎによって血中の不要な老廃物が増え、血液をドロドロにする可能性があるが、断食で余分な栄養素や老廃物を排出しリセットする
  • 6.
    生活習慣病の予防
    断食による前述のような体の変化は、さまざまな生活習慣病(がん・糖尿病・心疾患・高血圧性疾患・脳血管疾患など)の予防に効果が期待できる
  • 7.
    痩せやすい体質になる
    腸内環境がリセットされ、消化に使われていた消化器官が代謝のために働けるため、代謝機能が活発化して、痩せやすい体質になる
    宿便の解消や排便リズムの正常化が期待できる
    満腹中枢がリセットされ、健康的な身体を維持していくために必要なエネルギーを再認識させて、余分なエネルギーが溜まりにくい身体に調整される
  • 8.
    セロトニンやグレリンが増加、ストレス軽減・精神の安定
    腸内環境がリセットされその本来の力を取り戻すと、腸が生産するセロトニンの分泌も正常になる
    セロトニンは「幸せホルモン」といわれる神経伝達物質のひとつで精神の健康に必須のもの。精神の安定やストレスの軽減・耐性、良眠、疲れにくい、などが期待でき、考え方もポジティブになる
    また、胃が空になると分泌されるグレリンも、自律神経に働きかけて気分や睡眠を整える
  • 9.
    集中力や記憶力がアップし、脳や五感が冴える
    胃腸の消化の働きが減るため、脳に十分な血液が巡り、眠気やぼーっとした感じがなくなり、集中力が高まる
    また、食事からの解放から他の感覚に心が向くことや、セロトニン(ポジティブな考え方や直観力・集中力を高める)やグレリン(集中力や記憶力を高める)の効果から、五感や頭が冴え、新しいアイデアが浮かんだり、これまで気づかなかったことへの気づきが生まれる
    味の濃いもの、糖分・塩分過多や添加物になんとなく抵抗を感じ、体が本来の力を発揮する「体にいいもの」の摂取を求めるようになることもある

      ファスティングの効果のイメージ よりこクリニック medical-fasting-function-image3_Yoriko-Clinic

このようなお悩みはありませんか

以下のようなお悩みを抱えている方はファスティングを行ってみてはいかがでしょうか。
  • 安全に痩せたい
    自己流の過激なダイエットは、体重を減らせたとしても身体に悪影響が出てしまう可能性があります。そのようなダイエットをせずに安全に痩せたい方に、ファスティングをご提案できます。
    ファスティングによる体重減少だけではなく、基礎代謝が高くなるため太りにくい身体を作ることができます。
  • 看病や介護で自分のことが後回しになって悲しい
    介護などによる過度なストレスにさらされると、自律神経やホルモン分泌に異常をきたし、健康に問題を引き起こすことがあります。ファスティングは、精神的な安定やストレスを解消する効果も期待できます。

Method of treatment

メディカルファスティング 薬膳と漢方とサプリメントのイメージ(よりこクリニック) medical-fasting_kampo_yakuzen_suppliments_Yoriko-Clinic

不安の少ない安全でより効果的なファスティング(断食)を目指します。

断食を開始すると、立ちくらみや低血糖症状、ひどい頭痛や脱水症状やけいれんなどが起きることがあります。ひとりで行うと適切な対応ができずに体調を崩してしまったり、まれに重篤な症状に転じたりと、望ましい結果・効果を得られないことがあります。

当院では、医師による医療指導のほか、医療断食用のサプリメントや補助食品、漢方など、医学的観点からその方に合ったものを使った栄養管理など、無理なくファスティングを行うことができます。16時間断食を基本サイクルとしますが、目的や状態によります。

また、数日以上のコースの場合、体調や気分がひどく不安定になることもあるため、途中で担当医のによるオンライン(電話またはビデオ通話)医療サポートを受けられるオプションもあります。もちろん、通常の外来予約で来院いただいてもかまいません。遠距離でない場合は緊急往診も可能です。
できるだけ安心な状態で断食を進めていただきたいと思っております。


以下の方はファスティングを行うとリスクが大きいため、主治医に相談してください

  • インスリン治療を受けている方
  • 心臓など循環器に病気がある方
  • 肝臓や腎臓に重い機能障害がある方
  • 妊婦や授乳婦
  • 低年齢、高齢の方。極端な低体重の方

プロラボについて

ファスティング中に食事の代わりに摂る栄養素のシリーズ。
体調を崩さずに無理なくファスティングを助けるもので
さまざまな栄養素が含まれているものがあります。
プロラボについて